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『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』の評価・感想

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第7話 「魔王を倒しちゃった」

前回の続きの流れで魔王と戦うことになってしまいます。魔王とのバトルシーンに関してはクオリティが高かったように思います。第4話のバトルシーンが高評価だったTwitterを見ましたが、それよりもはるかにレベルが上でした。作画が良いだけでなく、無駄にバトルシーンを長くせずにすんなりと終わってストーリーを勧めたあたりも良かったです。このアニメではバトルはあくまでもおまけであり、メインではないはずですから。

(C)森田季節・SBクリエイティブ/高原の魔女の家

※これだけ観ると別のアニメかと思ってしまいます・・・。

普段は悠木碧の個性を強く感じてしまうことが多いですが、今回ばかりは魔王ペコラのイメージばかりが残ってしまうほどでした。さすが田村ゆかり、恐るべし・・・といったところでしょうか。

今回でまた家族が一人増えました。ブルードラゴンのフラットルテ(CV.和氣あず未)も仲間入りです。ファートラ役に伊藤美来など、どんどん声優陣が豪華になっていってます。

第8話 「高原の魔女の偽者が出た」

Aパートは第8話のタイトルとは関係の無い話となっています。面白くないとまでは言わないですが、タイトルからしてBパートがメインとなっているのにBパートの物足りなさは気になってしまう。

高原の魔女の偽者を探すのに東西南北に分かれて探しに行くのに、アズサのところしか描かれていません。しかも、アズサとライカの二人がセットでしたら他はどんな分かれ方になっているのか気になるところです。

原作がどうなのかは知りませんが、高原の魔女の偽者が出たというストーリーをBパートだけ約11分で描こうというのには無理があったのではないでしょうか。話の最後の方は急ぎ足になってしまい、あまり内容が理解できないままエンディングに入ってしまった印象です。

第9話 「娘がスライムから戻れなくなった」

なんというか内容薄め、笑い少なめ、萌え要素少なめでイマイチ過ぎる回でした。

第10話の内容は分かりませんが、第9話を観ずに第8話の後に第10話を観ても何一つ違和感を覚えることなく観ることが出来てしまうのではないでしょうか。1話無くても内容が繋がるというのは他のアニメでもよくあることではありますが、観た後にこの回無くても良かったと思うことはなかなかありません。しいて言えば今回の話はシャルシャ達がスライムだと再認識させることができたということと、アズサがたくさんのスライムを殺してきたということの本当にちょびっとの伏線の回収があったということだけです。

原作を知らないので何も分かってはいませんが、前回といい今回といい構成は本当にこれで正しいのかと疑問は抱きます。

第10話 「吟遊詩人が来た」

OPをカットして24分に収めてきた構成となっていましたが、今回はとても良かった様に思います

話も一話の中で破綻することもなく、しっかりとした構成でとても面白かったです。各々が曲を創って歌うところなどは歌詞や曲、それに合わせた作画などがマッチしていて良かったです。個人的にはロザリーの曲が一番でした(笑)

フェスでのクク(CV.小岩井ことり)のライブシーンは普段の作画とは違う作風でとても見応えのあるものに仕上がっていましたし、曲自体のクオリティも高かったと思います。フェス終了後にフラットルテ(CV.和氣あず未)からククに対してのメッセージがあり、第10話終わりEDとなります。

最初観た時はEDあるなら、OP入れてククのライブシーンでキャストを流してED削っても良かったのではないかと思いましたが、終わり方がフラットルテからククへのメッセージということも考えれば、和氣あず未のED曲で終わった方がククへのメッセージの余韻を楽しむことができて良かったのではないかと納得できました。

製作側がそういった考えだったかどうかは分かりませんが・・・。

第11話 「キノコを食べて子供になった」

毒キノコを食べてしまったアズサが小さくなってしまい、それを治すために世界樹に行くことになります。話の内容としては盛り上がる点なども特に無いのですが、小さくなったアズサが可愛いので良しとしましょう

見どころとしては小さくなったアズサの声の変化です。アズサの描写が無くても悠木碧の演技でアズサが小さくなったと分かります。悠木碧の演技力さすがです・・・。

特に盛り上がりは無いと書きましたが綺麗にまとまっていて楽しめる回となっていました。世界樹のダンジョンを上の階に上る時のSEの「ダッダダ」を声で表現しているところもシュールな感じでこのアニメに合っていました。

アズサを治すオチがマンドラゴラ錠というところも、8話の内容をちょっと絡めてきて良い感じに仕上がっています。

第12話 「喫茶店を開いた」

正直に言ってしまえば、これが最終回・・・といった感じ。喫茶店を開いてみるというだけの話。

最終回というだけに今までに登場したキャラクター達が全員喫茶店を手伝ってくれるという特別感はありますが別に最終回じゃなくてもいいし、OVAや番外編といった感じでもいいのではないかという印象。終わりの方に良い感じにまとめました風のアズサのナレーションは入るがそれ以外は普通・・・。

この普通がスローライフをモットーに生きているアズサの最終回としてふさわしいと解釈することもできなくは無いが、個人的にはもっと大団円で終わり的な演出が欲しかったと思ってしまいます。

せめてエンディングアニメーションは通常のものではなく、普段の何気無い生活をしているアズサ達のシーンを描いたものぐらいはあっても良かったのではないでしょうか。

~総評~

前評判からすれば少しがっかりする出来となってしまいました。

少し退屈な印象を受けてしまいましたが、原作ファンからしてみるとどうだったのでしょうか・・・。この少し退屈な感じがスローライフを描いたこのアニメにピッタリだったのかは気になるところです。

面白くないわけではないが、もう一度観るほどでもない。作画は悪くは無いが、良くも無い。構成や演出は普通・・・。声優陣はキャラクターが多いだけあってなかなかのメンツ。そんな感じの作品です。

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