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『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』の評価・感想

(C)2021 二丸修一/KADOKAWA/おさまけ製作委員会

『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』

制作:動画工房

公式サイト:https://osamake.com/

オススメ度:1.0

2021/07/03 第12話の感想総評を追加しました

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第1話 「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」

主人公の丸末晴(CV.松岡禎丞)が好意を抱いている同じクラスの高嶺の花の可知白草(CV.佐倉綾音)に彼氏が出来て落ち込むが、幼馴染の志田黒羽(CV.水瀬いのり)が復讐を持ちかける。志田黒羽は末晴に好意を抱いているがそこになびかないのがフィクションってもんです。現実では可愛い女子に好きだと言われればそちらに流されてしまうのが男子高校生でしょう。目の前で水瀬いのりボイスで迫られれば拒否することは不可避。松岡禎丞・佐倉綾音・水瀬いのり ときたら前クールからの流れで『五等分の花嫁』を思い浮かべてしまう人も多いのではないでしょうか。

可知白草のイケメン彼氏に復習だぁーと私も心の中で応援していたら1話の最後で末晴が天才子役立ったことが発覚。結局主人公も持っている側の人間じゃないですか・・・『ギルティー!』です。

第一印象ではストーリーはよくあるラブコメ的な感じですが。1クールにこういった作品は1本はないと寂しいものです。

アニメーション製作を動画工房が担当しているわけですが、女の子を可愛く描く安定感に関しては間違いないので視聴者側としても安心して観ていられます。

第2話 「彼と彼女と彼女の事情」

冒頭から阿部先輩(CV.寺島拓篤)の本心を知ることになるが、マジ?そんな感じの展開ですか?

末晴の家で本に挟まっている写真のシロウ君を見たときに誰もがこれはどうみても白草でしょ!何という王道的展開と思った人も多いはず。しかし、まさかその答え合わせをその話のBパートでやってしまう早さには驚きです(笑)

今回は末晴と白草の過去などが分かり前回の目標の復讐とは話が少し違う方に動き出していく感じでしょうか。

白草の本心も阿部先輩の本心も分からないですが、白草も末晴のことが好きなのだとしたら末晴と白草・黒羽どちらがくっついたとしても、白草は末晴の幼馴染だったわけですから『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』ってことになりますね。タイトルの本意は分かりませんが・・・。

前回はEDでオープニングアニメーションが流れましたが、私がスッタフロールしか観ていなかった為に見逃していて、今回OPを観た時に以下の作画が気になってしょうがなかったです。

(C)2021 二丸修一/KADOKAWA/おさまけ製作委員会

ショボくないですか・・・。

ED曲はココアさんとチノちゃんが歌っていました。違いました。 佐倉綾音と水瀬いのりでした。もう、ズルイの一言です。

第3話 「我、初恋復讐完了す」

シロウとしての佐倉綾音の演技良かったですね~。最初シロウが佐倉綾音だということを忘れてしまいました。

末晴が黒羽にビンタされたシーンですが、なんか演出物足りなくないですか?ビンタされた直後の末晴の表情があるとか、ビンタのSEを大きくするとか、ビンタするところから黒羽が走り去るまでの作画のクオリティをもう1段くらい上げて迫力を持たせるとか、なにかしら欲しかったように思います。なんだか特に意味も無いまま流れ上の惰性で終わってしまった気が・・・。見せ場だったわけではないんですかね。

そして何よりもLIVEシーン出来のヒドさ半端ないんですけど(笑)

(C)2021 二丸修一/KADOKAWA/おさまけ製作委員会

こんなヤツ人気出るわけなくね・・・?

『涼宮ハルヒの憂鬱』以降、LIVEシーンは力を入れてつくっているアニメが多いと思うのですが、今回のLIVEシーンは酷過ぎます。一枚一枚のクオリティもそうですが、原画枚数も足りてないです。 松岡禎丞も気合入れて歌っていますが末晴の表情死んでますし、そもそも口動いてませんよ。

(C)2021 二丸修一/KADOKAWA/おさまけ製作委員会

友人の甲斐哲彦(CV.島崎信長)も「これが見たかったんだ」って言ってますけど、こんなの見たくないですよ(笑)

黒羽に告白するんなら尚更、ビンタシーンもっと頑張ろうよ・・・。黒羽に告白して白草がショック受けるシーンもショック受けてる感が足りないです。そもそも第3話で一区切りつけるような構成で大事な回だったはずなのに全てが良くなかったですね。

阿部先輩は良い人だったオチはやっぱりか・・・という感じですね。

動画工房にしては御粗末な出来です。これは日曜日にサンデーモーニングで張さんに喝!!をもらってしまいますね。

第4話 「桃坂真理愛襲来」

第3話でプロローグ的な内容に一段落つけて、第4話にして新キャラ登場という王道のような構成となっています。

前回のライブシーンをきっかけにストーリーが展開していきます。つまり前回のライブシーンは第3話までの区切りというだけではなく今後にも影響を与えるシーンだったわけです。にも関わらず作画崩壊・・・。時間が無かったのかもしれませんが、よくあのクオリティで放送に踏み切ったと感心してしまいます。まぁ、3話までに締め切り落としても色々とぼやきますけど(笑)

そりゃあ、作画が良い方が良いに決まってますけど、私が言いたいのは一番大事なシーンの作画のクオリティが一番悪かったのが問題だということです。大したことないシーンがイマイチだったとしてもスルーして終わりです。第4話は気になるほど作画がイマイチだったわけではありませんし・・・。

思わずライブシーンをもう1回観てしまいましたけど、そもそも曲とダンス自体が合ってないので、作画以前に絵コンテの問題もありましたね(笑)

今回は黒羽が記憶喪失的な展開で終わりますが、これは嘘でした敵な感じですかね・・・。メンヘラ臭がプンプンします。

第5話 「記憶カケル少女/タコさんウインナーの罠 」

今回は末晴の芸能界復帰と高校生活どちらを優先するのかというテーマで成り立っており、ここからストーリーが大きく展開していくであろう内容となっています。第1話からこれまでの構成としては良く言えば王道、悪く言えばありきたりですが、少なくともキャラ萌えがあるアニメなので横道だろうとありきたりだろうと、どっちだろうといいのです。

第5話の途中から記憶喪失の件はどこか置いてけぼりになってしまいましたが、そういった類の伏線なのでしょうか・・・。

監視カメラ?を教室に設置していたシーンですが、このワンカットで監視カメラだと分かれと言うのは少し乱暴な気もします。

(C)2021 二丸修一/KADOKAWA/おさまけ製作委員会

私の勘違いでなければ、これ監視カメラですよね・・・?しかも白草が末晴の会話を盗聴していましたが、監視カメラにマイクまで付いているのでしょうか・・・?これに関してはもっと色んなカットのシーンが必要、もしくはキャラのセリフでもう少し説明が必要だったかと思います。

作画もこのまま第3話のようなことはなく最後までいってほしいですね。

第6話 「最後に笑う者」

今回はOP無しで始まり、ED無しでしたが、アバンタイトルは前回の振り返りとなっていました。尺の問題なのか演出の問題なのか分かりませんが、振り返るほどの内容では無かったように思います。第6話がそういった構成になると分かったいたのであれば、ワインを頭から掛けられるシーンは見せ場のはずですから、もう少し頑張ってほしかったです。枚数が足りなすぎます・・・。

また、今回の終わりでは主要メンバーの勝敗を説明していましたが、正直しっくりこなかったです。

今回は意外と大事な内容であるかのような構成や演出でしたが、あまり私には分からなかったです。もし、結構なターニングポイントとなる話だったなら、まるまる2話とは言わないですが回跨ぎでも良かったのではないでしょうか。24分間の中に詰め込んだことにより群青同盟のCMの良さも全く分からなかったですし、桃側のCMに関してはノータッチ過ぎて桃の成長も分からないですし、どんなCMをつくったのか分からないので末晴達が勝った感じも伝わりませんでした。

桃サイドのCMをつくるなどあれば、2話つかって今回の話をやっても良かったのではないでしょうか。もちろん12話までの構成を考えてこうなっているのは重々承知の上ですが・・・。

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