初回放送レビュー
一迅社作品+動画工房=良作品 なんて思っている人も多いのではないでしょうか。筆者もその一人です。元々の作画力が高い為どんな作品でもクオリティを高く描けるのですが、一迅社作品との相性は特に良い気がします。
このような日常系のアニメは特に深く考えるようなことも無く、直感的に観ていれば楽しめる作品なので言葉は悪いかもしれませんが観るのが楽なアニメだと思います。これは内容が薄いとかそういったことではありません。キャラクターの相互関係も分かりやすく各々のキャラクター性もはっきりしていて分かりやすくかつ面白いのです。
学園モノの日常系アニメが多い中でこういった社会人生活の中での日常系アニメとなっているのは、社会人として働いている視聴者の人達にも親近感が湧きやすいものとなっています。
こんな先輩がいいなぁ~とかこんな後輩が欲しかったなと思ってしまいますし、内容に思わず既視感を覚えてしまう人達もいると思います。
このアニメを観ると不思議と自分も仕事頑張ろうと思える作品になっていると思います。
ひとつだけ思うところがあるとすれば『先輩がうざい後輩の話』というタイトルですが先輩にうざさが全然無いように感じてしまいます。中年世代とZ世代の価値観の違いなのでしょうか・・・。
~総評~
是非とも続編希望です。
さすがの動画工房。さすがの安定感です。
原作ユーザーは分かりませんが、第1話を観た印象が最終話までに変わったという人はいないのではないでしょうか。もちろん話数ごとに個人個人のお気に入り度は違いますが、翌週の話を観てガッカリしたということは無いぐらいの安定感があったと思います。それだけこのアニメに求めるほのぼの感というものを毎週視聴者に提供することが出来ていたのではないでしょうか。
何のストレスもなく観れて、心が少しだけ癒される。そんな心地の良いアニメに仕上がっています。
また堀江由衣が歌うED曲も主人公の五十嵐の気持ちを歌ったかのような曲となっていて、とても良いです。
みんなが求めていたものを、みんなが納得するクオリティで、みんなに届けてくれた動画工房さんには感謝しかないです。ありがとうございました。
是非とも第2期制作お願い致します。
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