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『ブルーピリオド』の評価・感想

©︎山口つばさ・講談社/ブルーピリオド製作委員会

作品名:ブルーピリオド

制作:Seven Arcs

公式ページ:https://blue-period.jp/

オススメ度:4.0

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初回放送レビュー

いきなり論点がずれてしまいますが、どう考えても一番の衝撃は平野文が出演していることでしょう。声を聞いた時に思わず巻き戻してしまいました。筆者が生まれる前から声優をやっているレジェンド中のレジェンド!驚かない方が無理な話です。

改めて・・・このアニメは原作がアフタヌーンということもあって大人向けのアニメと言えるのではないでしょうか。また高校生からのスタートなので今現在、高校生の人が観ることによって筆者なんかとは違う感情でアニメを楽しむことが出来ると思います。

制作はSeven ArcsですがSeven Arcsが青春群像劇を手がけるのは初めてなのではないでしょうか。あまりこういった現実世界を描くことは無い印象です。合併して会社名が英語表記になったことから新しい挑戦ということだと受け止めておきます。

このアニメのテーマは『絵』なのですから、どれだけその世界観を描き出せるかはSeven Arcs に掛かっています。この根幹が揺らいでしまうとアニメへの共感や没入感を得ることが出来なくなってしまうので、なかなか難しい題材であると思います。
第1話を観た限りではキャンバスの質感や早朝の渋谷の絵などはとても良くかけていたと思います。渋谷の絵は最初見たときはイマイチしっくり来なかったのですが、改めてアニメ序盤の渋谷の早朝シーンを見直したら何故だかしっくりきました。

キャンバスの質感

©︎山口つばさ・講談社/ブルーピリオド製作委員会

今後もこのクオリティを維持してもらいたいです。

~総評~

内容だけを見てもさすがマンガ大賞に選ばれるだけのクオリティだと思わされました。その高いクオリティの内容をSeven Arcsが上手く表現することができていたのではないでしょうか。主人公をはじめとした芸大を目指す各キャラクター達の情熱や葛藤、悩みなどが視聴者にとても伝わってくる仕上がりになっていました。

個人的には2021秋の作品の中ではベスト3には入ってくるのではないでしょうか。内容的にはマンガ大賞を受賞するくらいですからヘビーなアニメユーザーだけでなくライトユーザーも楽しむことができる内容になっています。そういった意味では2021秋の作品の中では一番誰にでもオススメできる作品だと思います。

アニメは芸大に合格するところで終わりを迎えますが原作は今も続いておりますので、是非とも芸大生編もアニメ化していただきたいと強く思います。

ブルーピリオドのアニメをまだ観ていないという方がいましたら、是非一度観ておくことをオススメ致します。原作を読んでいてアニメは観ていないという方も、絵という題材をアニメで描くことにより臨場感が増していますので必見です。

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