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『BLUE REFLECTION RAY』の評価・感想

(C)コーエーテクモゲームス/AASA

『BLUE REFLECTION RAY』

制作:J.C.STAFF

公式サイト:https://www.bluereflection-ray.com/

オススメ度:1.5

こちらは隔週更新となります。

2021/06/19 第7話~第9話の感想を追加しました

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第1話~第3話

最初に一言・・・。すげぇ~つまらんのです。いや冷静に考えればストーリーはそこまでつまらないわけではないのかもしれない。よくあるストーリーなので可も無く不可も無くといった感じだろうか。

じゃあ何がそこまでつまらなく感じさせるのかといえば作画の酷さでしょう。

(C)コーエーテクモゲームス/AASA

これ原作のゲームのキャラクターデザインは岸田メルなんですよ・・・。一体どこに岸田メル感があるのでしょう。楽しみにしていた原作ファンからしてみたら、これはヒドイ仕打ちですね。

私が作画を見た第一印象は『岸田メルが死んだ・・・。』って感じです(笑)

作画のレベルが低いせいで話の内容も面白くなく感じるし、声優の演技もイマイチに感じます。実際には声優の演技がイマイチな訳ではなく、声優が演技しているのにキャラクターの表情が死んでいる為にそう感じるのである。

作画がアニメにもたらす効果は大きいと改めて感じさせてくれる『BLUE REFLECTION RAY』は観る価値はあるかもしれないですね。話の中盤から納期に追われて作画のクオリティが低くなり始めるというのはあることですが、最初からクオリティが低いとなると、本当に24話までやっていけるのか心配になります。

制作費や納期など視聴者には分からない事情が多々有ることとは思いますが、J.C.STAFFにはもう少し頑張ってもらいたいところです。

最後にひとつだけ・・・。原作の岸田メルのイラストは本当に素晴らしいものです。アニメだけを観て誤解しないで下さいね。

第4話~第6話

第1話~第3話の時の感想でも書いたが、冷静に観ればストーリーはつまらなくもない。最近は少しづつ面白くなってきたように思う。作画はやはり低クオリティである。良い作画でこのアニメを観れたならば印象は大分違っていたように思う。

イマイチ敵や味方の自分達の正義というものが分かりづらいのが、前のめりで観れない要因ではないだろうか・・・。各話ごとの話だけなら十分楽しめるのだが、私には彼女らの目指していることが分からないのである。第6話だけでいえば、主人公視点で見れば敵である山田仁菜の話で一話まるまる使うほどで、彼女の過去などが分かるが最終的な今の彼女の中の命題というものが伝わってこないのである。

『BLUE REFLECTION RAY』 はバトルがメインであると思われるが、そんな中でも第4話では平原陽桜莉(CV.石見舞菜香)と羽成瑠夏(CV.千菅春香)の仲が深まり、共鳴することができるという少しほっこりできるような内容で、内容としては悪くないはずだが作画や構成が原因でイマイチな出来になってしまっていた。

結局、今のところ「面白いか?」と聞かれれば答えはNOである。つまらない・・・とまでは言わないが全てにおいて足りていない。作画においては足りていないでは済まされないかもしれないが・・・。

第7話~第9話

申し訳ないのですが、もうついていけてない感じがあります。

キャラクター一人一人がイマイチ把握できていない状況です。山田仁菜の時みたいに何故今のキャラクター達の立場にいるのかを詳細にやってもらえると分かり易いのですが、他の連中が何故今の状況にいるのかが分かりません。私以外の人は分かって観ているのでしょうか・・・。現状ですと戦隊モノみたいに敵は敵という認識で視聴している私がいます。

バトルシーンでもイマイチ盛り上がりが分かりません。平原陽桜莉の姉が陽桜莉達の敵で陽桜莉の前に初めて登場するシーンなんて陽桜莉からすれば衝撃以外のなにものでもないはずですが、アニメの中では特に衝撃度を表現するような演出は無く、陽桜莉がショックを受けている程度の描写しかありません。もっと衝撃度を演出するような何かがあっても良かったと思います。

さらに言えば、陽桜莉の前に姉が登場したところで次回に続くような構成でも良かったのではないでしょうか・・・。

それでも、やはり一番の問題点は世界観を描写するだけの作画クオリティが無いという所ですが・・・。

あと、こういうアニメってキャラクターごとに武器の違いや能力の違いなどがあるものだと思いますが、バトルシーンの中でそういったモノが描写されることが無いのも残念です。

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