2021/09/29 総評を追加しました
あらすじ
MHKの教育番組「ママンとトゥギャザー」の体操のお兄さん、表田裏道(通称・うらみちお兄さん)は、子どもたちに笑顔を振りまく優しいお兄さんだが、しんどい、辛い、何もしたくないといった「裏の顔」が時々垣間見えてしまう。
引用元:ウィキペディア(Wikipedia)
初回放送レビュー
内容云々よりもスタジオブランってまだあったんですか?と思ってしまいました。申し訳ありません。
話の展開やら構成など、そんなことを一切気にしないで観れるアニメです。小ネタを次々にやるというだけのただのコメディであり、それ以上でもそれ以外でもありません。
こういうアニメは仕事に疲れていて頭の回らないときなどに観やすいものですが、仕事に疲れてメンタルがやられているとアニメの内容に共感しすぎて、よりネガティブになってしまうことがあるかもしれないのでそこだけは注意が必要ですね(笑)
私もうらみちお兄さんと一緒で30代の独身ということもあり、共感してしまう点がたくさんありすぎて悲しくなります。
もうこのアニメの一番の売りはズバリ声優陣でしょう。
この画像を見るだけで豪華さが分かります。なかなかこんな並びありませんよね(笑)
さらに神の声は大塚芳忠です。
いけてるお兄さん・うたのお姉さんなんて、本当に今のアニメ界のいけてるお兄さんとうたのお姉さんです。そんな二人のOP曲とか笑ってしまいます。キングレコードの本気です。
何も考えずにダラっと観るのにちょうどいい、そんな箸休め的作品です。1クールに一つぐらいあるとありがたいです。
放送中間時レビュー
内容を冷静に精査した時に面白いかと問われると回答に困ってしまうかも知れません。確かに内容だけを考えればまぁまぁなのですが、声優陣のおかげで内容の120%以上の面白さが出せていると思います。神谷浩史、杉田智和、中村悠一、宮野真守、水樹奈々、こんなメンバーでくだらない内容をやられたら、それは一見の価値アリに決まってます。
アニメ内のママンとトゥギャザ~で掛かる少しふざけた曲を水樹奈々がマジメに歌うのも凄く面白いです。これらのフルコーラス版的なものはBDのサントラとかに入っていたりするのでしょうか。雨の日に『傘持ってないときに限って雨振るのなんで』とか聴きながら出勤したいですね(笑)
内容はうらみちお兄さんのネガティブな価値観などの描写が多いですが、このアニメを視聴しているユーザーには響く内容となっています。私もうらみちお兄さんほどではないですが、そうだよね~と思いながら観てしまっています。
余談ですが、アニメ内のコーナーの『しのびのやくみ』をもっと見たいと思ってしまいました。
それとyoutubeにある 水樹奈々と宮野真守が『ABC体操』踊ってみた♪ も面白いので見た方が良いです。できれば5人verも見てみたいですね。
~総評~
ギャグやコメディといったジャンルの好きな方にはオススメできるアニメとなっています。特にストーリー的なものも無いので、どこか1話を見逃してしまっても何の問題も無く観れるし、デュアルモニタの方は作業のBGM代わりにサブモニタで流すのにもってこいです。筆者もネットサーフィンしている時に流していたりします。
これがストーリー性の高いアニメですと気が付いたらネットサーフィンの手が止まってしまうことになったりしてしまいます。だからと言って適当に観るレベルのアニメだというわけではありません。声優は豪華ですし、そんな豪華な声優陣が演じるくだらない内容は真剣に観ても十分に楽しめる内容となっています。
あえてここでよくない点を挙げるとすれば水樹奈々が演じるうたのお姉さんが結婚願望が強い独身設定と言うことぐらいでしょう。これに関してはやはり水樹奈々が結婚する前にこの役で見たかったという人も多いのではないでしょうか。ですが決して水樹奈々じゃなく独身女性声優を起用した方が良かったという意味ではありません。アニメ内で登場する面白い曲を圧倒的歌唱力で歌える声優は水樹奈々しかいませんし、元々は演歌歌手だったという設定も水樹奈々の為に作ったのではないかと思ってしまうぐらいのマッチングです。
アニメファンにも声優ファンにも楽しめる作品となっています。一見の価値有りです。
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