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『イジらないで、長瀞さん』の評価・感想

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第7話 「センパイ、お祭り行きませんか?」/「デートみたいっすね、センパイ♥ 」/「帰りましょう、センパイ 」

今回はなぜか3話構成でした。とはいっても1話と2話は続いているので実質2話構成かもしれません。こういったパターンは初めてですがストーリーが繋がっていただけあって、普段よりも内容が濃かったように思います。無駄に長引かせたりしないで、いつもの一話よりも短めの話を追加して3話構成にしたことによって、特段不満も無く楽しく観ることができました。

もし、お祭りだけで24分使っていたら時間のわりに内容が薄くなっていた可能性もあります。

今回はいつもよりも長瀞さんのイジりが少なめでしたので、そこを求めている人達にとっては少し物足りなかったかもしれませんが、そのぶん胸キュン要素が多く長瀞さんの可愛さに頬がゆるくなってしまった視聴者も多かったのではないでしょうか・・・。

長瀞の友達達もセンパイのことを気に入っているのもほっこりさせられます。

放送も第7話まできていますが作画の安定性も高く、なによりも長瀞さんがいつも可愛く描けているのがとても高評価です。このまま最後までいってほしいですね。

(C)ナナシ・講談社/「イジらないで、長瀞さん」製作委員会

相変わらず長瀞さんに気合の入ったシーンが1話に何度か観られます。髪の毛の質感とか素晴らしいです。

第8話 「意外と楽しいかもしれないっスね、元センパイ♥」/「じゃんけんしましょう、センパイ!!」

長瀞はもちろんですが、ガモちゃんとヨッシーもかなりセンパイのことお気に入りになってますよね。基本的に長瀞さんは常に可愛いですが、今回のヨッシーのコアラのマーチのところは私的にお気に入りです。ヨッシーを演じるのは鈴木愛奈ですが、今までの鈴木愛奈とはイメージが違う一味違った鈴木愛奈となっています。

そもそも声優陣がなかなかのメンツ揃いになっているなぁと改めて思います。全員がいい感じにキャラクターの個性を引き出せていて、良い配役だと実感させられます。特に第8話でいえば、おんぶされた長瀞さんが太ももを触られた後に逃げるように「私こっちなんで・・・」と言って帰っていくところの上坂すみれの演技はとても良かったです。思わず巻き戻して観てしまいました。

今週の長瀞さんのベストショットはこちらです。

(C)ナナシ・講談社/「イジらないで、長瀞さん」製作委員会

第9話 「センパイはムッツリだし!!」/「キモキモセンパイがまともにデート出来るわけ無いっしょ!!」

今回はセンパイがイジられるというよりも長瀞さんがイジられる内容でした。センパイのこととなるとムキになる長瀞さん可愛いです。

最近はガモちゃんにヨッシー、桜の出番もかなり多くなってきています。特に今回は桜がいなければいないと成り立たない内容になっています。

このアニメは短い時間で一つの話が完結するタイプのアニメになってはいますが、そんな中でも少しづつ登場人物の関係性にも進展があります。ガモちゃんやヨッシーも気が付けばセンパイと仲良くなっていますし、桜もセンパイのことを気に入っています。長瀞さんは結構前からセンパイのことが大好きですが、今回の桜とのデートによって長瀞さんのセンパイに対しての思いがより一層強いものだと再認識させるためにも今回のストーリーは必要でした。

エロ本のくだりでガモちゃんが冷めて帰るあたりも長瀞さんとセンパイをあれ以上付き合ってもキリがないと第8話までの時間経過の中で悟ったのでしょう。

次回予告でのナレーションもまさしく視聴者の気持ちを代弁していたと思います(笑)

第10話 「センパイって体、硬そーですよねぇ」/「やってやりますよ、センパイ!!」

Aパートはいつも通りの展開で10分程度で完結する内容となっていましたが、今回のBパートではストーリーが展開していくような形になっていました。次回に続く展開となっていて文化祭での勝敗など今までとは違う感じでアニメを楽しめるつくりとなっています。

今回の話で長瀞さんは水泳部ではなく水泳部の助っ人だったことを知りました。美術部の部長も初登場で声優はなんと!水樹奈々でした!長瀞さん(CV.上坂すみれ)部長(CV.水樹奈々)で一悶着があって、まさしく『この美術部には問題がある!』って感じでしたね(笑)

最近は長瀞さんよりも長瀞さんを見ている友達達のリアクションにツボっています。

(C)ナナシ・講談社/「イジらないで、長瀞さん」製作委員会

10分で完結する話も見やすくて良いですが、ストーリーが展開していくとキャラクター達の心情やちょっとした伏線回収なども入れられるのでそれはそれで楽しみです。

第11話 「センパイはどう思ってんスか?」/「素直じゃないんだからー、センパイはー♥」

前回から話は続いていて、今回のAパートBパート、次回までは一話完結という構成ではありません。しかしながら構成も素晴らしく、今回のBパートの終わりからCパートの流れなんかは長瀞さんファンからしたら完璧だったのではないでしょうか

Aパート・Bパートのセンパイは第1話から通して観ればかなりの成長が見て取れます。

イジり成分としては今回は物足りないところは多かったかもしれませんが、その分観ている方まで恥ずかしくなるぐらいのラブコメ成分がたっぷりで満足度は高かったと思います。

長瀞さんとセンパイの良い感じのシーンでは内容や作画だけでも十分なクオリティがありましたが、1話から1度も流れていないであろうBGMが掛かって、より見せ場を盛り上げる効果を担っていました。制作側のどう観せたいかという意図が視聴者の方にも100%伝わったのではないでしょうか。

作画の素晴らしいシーンはたくさんありましたが、今回私の一番良かったシーンはこちらです。

(C)ナナシ・講談社/「イジらないで、長瀞さん」製作委員会

今までのセンパイの中での回想を流した後にこの口元だけのアップと口角の上がり具合で、センパイの中での長瀞さんとの今までがどういったものだったのかが伝わってきます。たった1シーンですがあるのと無いのとでは、印象が変わってきてしまいます。素晴らしい仕事でした。

次回で最終回ですが楽しみでもあり寂しくもあります。

第12話 「非モテはぐフナセンパイにもついに春が到来っスか~?」/「愛とか言われちゃってますよぉセンパーイ?」

最終回にふさわしいほどのTHEラブコメ感!センパイと長瀞さんがお互いに嫉妬してしまうシーンなど観ているこちら側が恥ずかしくなってしまうほどの出来。観ている側が恥ずかしくなってしまうというのはそれだけ視聴者に没入間を与えることが出来ている証拠でもある。

センパイが長瀞さんに対して積極的になれているなどの成長を見ることができ、12話の中での移り変わりを感じられる。長瀞さんからはセンパイへの大好きオーラが感じることが出来るが、それを視聴者に伝えることがしっかりと出来ている制作が素晴らしい。

長瀞さんの「愛込めちゃったんすか?」には思わずモニターの前で笑ってしまいました。これはもう付き合ってますよね(笑)

Cパートでのほっぺにキスなど最後まで可愛い長瀞さんが堪能でき、また続き観たいと思わせる良い終わり方になっていました。是非2期の制作をお願いしたいですね。

(C)ナナシ・講談社/「イジらないで、長瀞さん」製作委員会

~総評~

これ以上は無いというぐらい素晴らしい出来となっていた気がします。もちろん内容の好き嫌いはあるので全ての人が楽しめるというわけにはいかないのですが、原作の良さを120%以上に表現することが出来ていたのではないでしょうか。

作画のクオリティも高く、コミカルな画から長瀞さんを全力で可愛く描いた画まで幅広く綺麗に描けていました。

声優陣も良い配役ですが、特に上坂すみれの長瀞さんは素晴らしいの一言です。OP曲、ED曲ともに歌詞がアニメとシンクロしているフィット感でこれぞアニソンといった感じ。

第1話の長瀞さんのアクが強過ぎる為に1話で観るのをやめてしまった人もいるかも知れませんが、そこから変わっていくセンパイと長瀞さんの関係を楽しむためにも、第1話で観るのをやめてしまった人には第2話、第3話と観てもらいたい。

そうすれば最後には私のように2期やってくれないかなぁ~と思っているはずである。

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