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『やくならマグカップも』の評価・感想

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第7話 「姫乃のつくるもの 」

姫乃の「濃い目につくったのおいとくね~」ってやっぱりカルピスのことですよね?凄く懐かしさを感じますが、現在でも普通にある光景なのでしょうか・・・?

今回、姫乃の絵が下手くそな設定が第7話を通して描写されていますが、第7話の最後のオチまでその設定を持っていくところにセンスを感じました。

しかし、今回のインパクトは『やくもの放課後』の方が上です。わかちーの自由研究=夏休みの宝物作りに心撃たれました(笑)岐阜ではこれがスタンダードなのですかね・・・?それとも、わかちーだけ・・・?毎年宝物づくりしてるって・・・素敵やん!

芹澤優ファンにとっては堪らないカメラアピールもありました。

(C)プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会

これを見ていると陶芸が楽しそうに見えますが、可愛い女の子たちがキャッキャやっているから楽しそうに見えてしまうだけで、男一人でやっても少しばかり寂しくなってしまうだけのような気もします。

第8話 「 ふしぎの川のククリ」

ククリの夢の中でストーリーが展開されるベタな展開です。岐阜県民ならたまらないネタが散りばめられているのかも知れませんが私にはさっぱり分かりません(笑)

どっからどこまでが本当の話でどこまでが冗談なのでしょう・・・。TV番組などは本当なのでしょうけど、岐阜県民はみんな服の中に水着を着ているのでしょうか・・・?全員では無いにしろ、水着を中に着ている率が高いとか・・・(笑)

『やくもの放課後』はナレーションが田中美海に戻ってきました。

今回は4人の浴衣姿が見れるというスペシャルな回になっています。わかちーがフライングしてソフトクリームを食べてしまうところは面白くもあり、可愛くもあるので必見です。

ソフトクリームもじまんやきもかき氷も全部美味しそうではありますが、私はこのみにゃみでお腹いっぱいです。

(C)プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会

第9話 「たたいてのばしてひいてたす」

陶器の座布団をつくる姫乃ですが、なかなか良いものができずに時間が経過してしまいます。ククリの三つ編みをしたことによって、三つ編みによる陶器の座布団を思いつくのですが、これが成功するかは次回のお楽しみ。成功にしろ失敗にしろこのアイディアすごいと思いました。EDテロップで陶芸監修『虎渓窯』というところが出てきますが、ここの方が考えたものなのでしょうか・・・。それとも既に存在しているものなのでしょうか・・・。本当にあるものなら是非座ってみたいです。青春ほのぼの部活アニメですがガチな部分があるのも楽しく観れているポイントです。

今回の『やくもの放課後』はもはや、ただのグルメ番組でした(笑)こんなグルメ番組なら2時間あってもずっと観ていられます。わかちーのおばあちゃんの話に私も少し感動してしまいました。間違いなくわかちーは自慢の孫ですよ。

紹介されていたグルメは全部食べたいですね、支那そば880円は少し高いと思ってしまいましたが・・・。うな丼も手が出ません・・・。結果、食べるなら五平餅を食べます(笑)

第10話 「姫ちゃんがんばってます♥ 」

成瀬直子(CV.若井友希)のナレーションで進めていく今までには無かった感じになっています。

今まで私が気にしていなかっただけかもしれませんが凄くたくさん彼岸花のシーンが登場します

(C)プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会

この景色が実際に存在するなら素晴らしいですね。他にも色々なシーンに彼岸花が咲いていたりします。今回は彼岸花以外の花も丁寧に描かれていました。岐阜のアピールとしても良かったと思います。

結晶釉についても初めて知りました。説明が一度では理解しきれなくて巻き戻して観てしまいました。陶芸のお勉強要素もしっかりと入れてきて、多治見と陶芸のアピールとしてとても良い回となっていたと思います。

『やくもの放課後』は芹澤優が焼物の裏に やくも と書き足すあざとさに心撃たれました(笑)陶芸はやっているものの多治見の紹介番組というよりも声優が陶芸する番組になっちゃっている気はしますが、これを見てほっこりする人がいるならそれはそれでOKですね。私もその一人ですし・・・。

第11話 「賞がほしくなっちゃった 」

11話にもなると見慣れてきてしまって当たり前になってきてしまいますが、姫乃のお風呂シーンで改めて作画のクオリティの高さを実感させられる。雨の効果音や姫乃の夢の中で水面を歩く音など細かな部分も素晴らしい。

内容も24分間でも飽きさせないぐらい、しっかりと中身のある作品となっている。

『やくもの放課後』の第4回で取り上げられていた多治見工業高校の陶芸部の作品もアニメの中で登場しました。

『やくもの放課後』は前回作成したカレー皿が完成して、それに盛り付けるカレー作り対決に。私的には誰が作ったか関係無しに本泉莉奈か田中美海のカレー皿が欲しいところです。

カレー作りは味見メインのみにゃみがただただ可愛いです。カレー作り対決と言っていますが、勝敗とかあるのでしょうか・・・。個人的には田中・芹澤ペアのカレーが食べたいです。

第12話 「明日への笑顔 」

最後の最後までほっこりとさせてくれる素晴らしい出来となっていました。

第1話から最終話までに姫乃達の青春をほのぼの描いている中にしっかりと努力や成長、様々な感情がありながらも最終話で報われるという、素晴らしきシリーズ構成だったと思います。

終わってしまうのが寂しいと思いながらEDテロップが流れるのを見ていたら、第2期が2021年10月より放送のお知らせが!なんだけ少しハッピーな気持ちになりました。

『やくもの放課後』ではカレー対決の勝敗はあるのかと思っていたら、案の定のどっちも優勝(笑)

全12回で陶芸やカフェなどの岐阜や多治見の良さは十分に伝わりましたがそれ以上に中の人達の魅力の方が十分に伝わってしまった気がします。それでも純粋に多治見の良さに惹かれて観光に行く人も声優さんが行っていたからという理由で観光に行く人も、どちらも少なからずいると思うので良い企画だったと思います。

姫乃も田中美海もどちらも可愛かったです。

(C)プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会
(C)プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会

~総評~

最初から最後まで安定した作画のクオリティでキャラクターの可愛さを楽しめることも去ることながら、ショートアニメなのにしっかりとしたストーリーもあるので楽しめました。

また、アニメのストーリー以外にも陶芸の知識だったり、多治見のことだったりと他の視点から観ても楽しめるアニメに仕上がっています。OP曲やED曲もアニメに合っていてとても良いです。

各キャラクターの可愛さに明るい内容にそれを演出するBGMや彩色など、心がほっこりする癒しアニメです。いわゆるオタクと呼ばれる人達に好かれるタイプのアニメなので他人に勧めれるようなものではないです(笑)

2期も決定しましたので、まだ観ていない人は『やくならマグカップも』を観ることをオススメします。

『やくもの放課後』も続編があると嬉しいです。

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